早稲アカの夏期講習の最終日を終え、上野の国立科学博物館の特別展で催されている『海 -生命の源-』に急遽行くことにしました。
息子くんは海の生き物が大好きなのですが、特別展となると少し難しい内容も多いし、今まで躊躇していました。
体験型ならいいのですが、ほとんど展示物ですよね。
娘ちゃんは、スケスケ展でも途中から帰りたいとなったので、本当だったらお留守番していて欲しかったのですが、行きたいと言い張るので家族で行くことに。
チケットは事前予約もありますが、事前予約しなくても入れそうだったので、現地購入しました。
息子くんには、入口で音声ガイドを借りてあげました。
初めての音声ガイドですが、借りて良かったです。
最初から最後まで音声ガイドを聞きながら回ってくれました。
音声ガイドの担当者は桝太一さん。
海展に相応しい方ですね。
途中でクイズもあったようで、正解した〜と喜んでおりました。
海展は、海の生き物の展示だけではなく、海の誕生から未来へと向かい展示されています。
第一章 海と生命のはじまり
第二章 海と生き物のつながり
第三章 海からのめぐみ
第四章 海との共存、そして未来へ
観覧していると、『あ、これ知ってる』というものに出くわします。
知識の乏しい私ですが、息子くんが読んでいるサバイバルシリーズに書かれていた内容が役に立ちました。
点と点だった知識が、点図形のように繋がっていくことを感じました。
サバイバルシリーズをいつも読んでいる息子くんはもっとそういう感覚を持ったかもしれません。
第四章 海との共存、そして未来へはこれからのことを考えさせられました。
プラスチックゴミの問題。
実際にクジラの胃の内容物を見ましたが、想像以上にプラスチックがそのまま残っています。
また、海はアルカリ性ですが、酸性に向かっているという話も興味深かったです。
二酸化炭素が海水に溶け込みことによって、酸性化します。
酸性にになると、炭酸カルシウムで出来ている貝などは溶けてしまいます。
貝に限らず、海洋生物全体への影響は計り知れないでしょうね。
お土産屋さんの少し前に海へのメッセージを書けるブースがありました。
後日、スクリーンに映してくれるそうです。
息子くんは、頑張って書いた力作です。