先日、授業参観がありました。
道徳の授業参観をするのは初めてです。
道徳の題材は学年ごとに異なり、上級生になるほど内容はヘビーになっていきます。
息子くんは小2なので、身近な題材である『親切』を題材とした授業でした。
まず最初に教科書を読み、みんなで親切にされたこと、親切にしたことを話し合います。
親切にしたことはエレベーターの中でのことが多かったです。
コロナだったり、知らない人とは接しないなど人との距離があるなか、エレベーターという狭い空間で距離感が縮まることで、声をかけやすかったりするんでしょうね。
その後に、4人ほどのグループになり、どうして親切にするのかを話し合います。
最初はプリントに何も書けていなかった子もみんなと話しているうちに自分の意見を書けていました。
道徳の授業って、自分が学生時代にどんなことをしていたのか全く思い出せなかったのですけど、とても良い授業だなと思いました。
自分の意見を人に話すこと、他人の意見を聞いて色々な考えがあることを理解すること、また、表現の仕方も多種多様で、本当に勉強になります。
国語の授業と似ていると思っていたのですが、国語の授業は作者の意図を読み取り、答えを導き出すので、自分の意見は反映しないですもんね。
道徳の授業もおおよその解答例はあるのでしょうけれど、そこからはみ出した意見も出たりするところがとても面白いです。
学校の存在意義は、こういった授業にあるのではないのかなと思います。
他の教科は、家や習い事でできますが、道徳の授業は難しいです。
生きていく上での礎となる大切な授業です。
これからも力を入れて欲しいなと感じました。
道徳と哲学は別物だとは思いますが、こちらは哲学の本ですが、考えるのを突き詰めていくという意味では似ている部分もあるのかな。
このQ〜こどものための哲学シリーズとても面白いです。
他にもたくさん書籍化されていますし、NHK for schoolのHPで無料視聴もできます。
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