息子が学校の図書の時間に先生に読んでもらい、図書館で借りてきてほしいとお願いされた『このほんよんでくれ!』
人間の親子が読んでいた絵本をこっそり聞いていたオオカミ。
すっかり絵本のとりこになってしまいますが、話の途中で親子は帰ってしまいます。
しかし、偶然にも絵本を親子が落とし、それを拾いました。
続きが読めると喜んだのもつかの間、オオカミは字が読めません。
色々な動物に読んでとお願いするも、食べられてしまっては敵わないと断られてしまいます。
諦めずにお願いすると1匹の子ウサギが読んでくれました。
その後、オオカミは子ウサギに字の読み方を教わり、最後には森のみんなに本を読んであげるというお話です。
依然読んだ『としょかんライオン』にも通じるものがありますが、大きくて凶暴な動物でも、好きなものは好き。
好きなものへの探求心のすばらしさを描いた絵本だなと思いました。
捕食者と被食者のやりとりは『あらしのよるに』を少し思い出しますね。
『あらしのよるに』も1年ほど前に息子が好んでシリーズ通して全部読み聞かせました。
シリーズ物のいいところは、ハマればしばらくは本の選択に困らなくていいところですね。